疑問を抱く犬

仲人さんからの紹介で出会った40代中半の令さん(レイさん)とお見合いで会って話をしました。

その1は→こちら

今回はその続きです。

食事に誘うと

お見合いの後、仲人さんからレイさんの連絡先の電話番号を聞いたので、翌日、電話してみることにしました。

翌日、仕事が終わってから電話をしてみると、電話に出ない!!!
留守番電話に切り替わり、メッセージを残すことに。

「レイさんのお電話で良かったでしょうか?結之介です。昨日はありがとうございました。また、明日にでも電話するようにします。失礼します。」

その翌日、また仕事終わりに電話をしてみると、この日は電話に出てくれました。
電話で挨拶をして、今度会う日の日程について話しをしてみると、年末年始はどうも都合が悪いようで、年明けに会うことになりました。
日程調整はショートメールですることに。

 年明けにこちらの都合とランチかお茶をするのでどうですか?と連絡すると、
「ランチのお誘いですが、こういう時ですので控えた方が良いのではと思ったりするのですが、気になさりませんでしょうか・・」
との返事が。

そこで、
「ランチは控えましょうか。ちなみにご心配かと思いますので、もう少し日にちを延期しますか?」
と送ったところ

「返信・お気遣いありがとうございます。昨日一昨日の状況を見ますと悩みますが延期にした所で落ち着くとも限らないと思いますので、その日のままで。ただ、結之介様が会社の方から何かお達しが出ていましたら仰って下さいませ。」
との返事が来ました。

会社からはそこまで明確なお達しがある訳ではないので、以前お見合いで会った喫茶店で再度お茶をして話しをすることにしました。

喫茶店でお茶をしながら

当日、前回会った市街地のビル内の喫茶店に向かうと、コロナの影響もあってか流石に人通りが少なくなっている状況です。
5分前くらいに待ち合わせの喫茶店の前に到着して、辺りを見渡しましたが誰もいません。

結之介結之介

(あれ?まだ来てないのかな?)

おかしいな?と思って色々見渡してみると、レイさんは柱の裏のベンチに座って待っていました。

結之介結之介

(何でこんな分かり辛いところで待ってるの?)

と思いながらも

結之介結之介

こんにちは。

レイさんレイさん

あっ、こんにちは。

結之介結之介

では、喫茶店に入りましょうか。

ということで、二人で喫茶店に入ることに。

喫茶店に入ってみるとお客さんは誰もいません!
コロナの影響でしょうか。

 お茶を注文して話し始めました。

結之介結之介

大分、間が空いちゃいましたね。

レイさんレイさん

わざわざこちらまで来ていただいて、すいません。

結之介結之介

いえいえ。それは全然良いですよ。

挨拶の後、話し始めはやはりコロナの話題です。
レイさんの方ではどうも知り合いの方でコロナに感染して亡くなった人がみえるらしく、かなり自粛気味のようです。

お互いマスクをしたまま話しをしていましたが、お茶が運ばれてきて、マスクを外してお茶を飲むことに。
ただ、どうもレイさんは、ここ最近は店舗で食べたり飲んだりしたらすぐマスクをしているらしく、コーヒーを飲むとまたマスクをし出す感じに。

ということで、お茶を飲んだらマスクをして、飲む時に外してといった形で話す感じになりました。

 普段は何をしているのだろう?

その後、お正月の話し、初詣の話しをしたりしましたが、レイさんは普段、出掛けたりとかも極力最小限にしているようです。
コロナ禍の状況のことは割と話してくれるのですが、レイさんが何をしていたかについてはあまり話をしようとしません。

前回会った時にレイさんは就職をしている訳ではなく、働いてはいないということは聞いています。
このままではレイさんのことも良く分からないままだなと思い、別の話題を振ってみました。

結之介結之介

こんな中でも楽しみを見つけてみたいなことはあったりするんですか?


と聞くと、レイさんは数秒考えて

レイさんレイさん

別に、特にないですね。
変わらないですね、1年前と。

んー、そうなんだ。
レイさん自身のことが聞ければと思ったのですが。

 

レイさんレイさん

こういう状況でも、慣れじゃないですけど、感染者が増えたと聞いてもビックリしなくなったので、それが一番怖いのかなって。

結局、またコロナの状況の話しに戻ってしまいます。
レイさんはこういったコロナの状況のことは割と話すのですが、自分のことは話そうとしません。

 

ただ、私としては

あなたは何をしていたの?

と思ってしまいます。

 

最近は自宅に居るような話しぶりなので、自宅でやっていそうな話しを振ってみましたが、特に何かやっているといった話しは出てきません。
テレビも何かしながら見たりといった感じのようで、去年とかは開かずの間のような手を付けていない所の片付けをしながら見ていたりといった話しが出てくるぐらいです。

んー、片付けなんだ。

出てくる話しは。

映画の話しをしても見るなら映画館で見るらしく、家では映画も見ないようです。
料理をするのか?を聞いても手伝うぐらいで、自分で作ってということはしないようです。

そうすると、

あなたは普段、何をしてるの?

とますます思ってしまいます。

その後、私の方の話しも織り交ぜながら、レイさんがやっていそうなことを引き出そうと色々話題を振ってみました。
レイさんは聞かれても嫌な顔をする訳ではないですが、話しとしてはあまり発展しません。

 喫茶店内に流れているバイオリンの音楽が響き渡ります♬

 

結之介結之介

(これはどうしたもんだろう?)


と思いながら、

 

結之介結之介

俳優さんでこういう人が好きだとかはあったりします?


と聞くと

レイさんレイさん

特定の人、って言われると誰だろ?


数秒考えた後、

レイさんレイさん

あっ、そういえば綾野剛さんが好きです。

おっ、やっと出てきた。
ようやくレイさん自身の話しが出てきました。

レイさんレイさん

(綾野剛さんは)すごい普段からそうなんでしょうけど、人に対しての対応が良いなと思って。

結之介結之介

対応が良いっていうと?

レイさんレイさん

お育ちが良いのかなって。人に対しての接し方とか。
この人、良い人だなって。言葉とかも優しいですよね。

その後も吉田鋼太郎さんや哀川翔さんが好きと言った話しが出てきます。
どうもワイルドで男らしい感じがするようです。
良い悪いをはっきり言うとのこと。

あと、男女問わずマツコデラックスさんは言う事が納得できると思っているらしく、はっきりしている感じが好きなようです。

 自分の性格の話しになって・・・・

こういった話しに続いてレイさんが自分の性格の話しをし出しました。

レイさんレイさん

自分がはっきりした性格なので。

結之介結之介

そうなんですか。
割と、これはこれみたいな。

レイさんレイさん

良い悪いは別として。
親に言わせると極端すぎて怒られますけど。

結之介結之介

極端すぎるというと?

どうも真ん中がなく、はっきりし過ぎるらしく、柔軟性がないとのこと。
はっきりしてると言う割には、具体的な説明がないので、はっきりしないなと思い、

結之介結之介

例えばどんなことです?


と聞いてみましたが、
ダメだったらダメなりに歩み寄れば良いんだけれでも、レイさんはそこで切ってしまうと。
人に対して、何かちょっと嫌なことがあると、そこでもうそれ以上ちょっとダメだなって思って、自分からシャッターを下ろしちゃう感じになってしまうらしいです。

どの人も好き嫌いはあると思うので、あからさまな態度を取らなければ、許容範囲な気はするんですが。
こういった自分の性格の話しになると割と話し出す感じです。
こちらから色々聞いても嫌な顔はしません。

ただ、一つ気になるのが

話しの内容がネガティブ!!

お見合いで会っているので自分をアピールできる内容を話した方が好印象になると思うのですが、内容としてはマイナス面の話しが多い気がします。

その後も話しを聞いていると

レイさんレイさん

私の人間の小ささなんですけど。

とか

レイさんレイさん

私の器の小ささなんでしょうね。

とか

レイさんレイさん

私の良くないところなんだと思うんですけど。

という言葉が出てきます。
謙遜とも取れなくはないですが、どうもマイナスな印象を受けてしまいます。

人から何か言われたことに対しても、意外に「いやいやそうじゃないでしょ」っていう思いがあるらしく、レイさんも曲げない人間なので、ちょっと合わないと「あっ、もうちょっと違う」って思っちゃうみたいです。

他の方から「我がままだ」っていう言われ方をされたりもすると。
まあ、それも普通にある気はするのですが、程度問題かなと思ってしまいます。

結之介結之介

もう、口を利かなくなってしまう感じなんですか?

と聞くと、

レイさんレイさん

口を利かないまではいかないですけど、自分でよそよそしくします。


自分で分かっていてやっているらしく、レイさんのお母さんからは「ホントに分かってやってるのはどうしようもない」って言われると。
また、「注意されても直す気がないから変われない」とも言われるらしいです。

ただ、レイさん自身もそういったことを分かっているんだけど、自分の中で変える気がないようで、
レイさんレイさん

変えられないですよね。きっと。


というコメントも出てきます。
レイさん自身でも直す必要があると思っているのであれば、あまり良い態度なのではないのでは?と私の方では思ってしまいます。

 

その後もレイさん自身の性格の話しは続きます。

レイさん自身、人からはフワッとした性格って言われるらしいのですが、全然フワッとしてないと。
はっきりとキツイ性格だと思っているようです。

 私がレイさんの話しているのを聞いた感じはフワッとした感じはしますが。
はっきりした感じやキツイ性格というのがまだ表面に現れていない感じは受けます。

 レイさんは周りの人からは「おっとりしてるかと思ったけど、違うんだね」って言われたことはあるとのこと。

 

結之介結之介

おっとりよりは割とキツイ感じです?

レイさんレイさん

はい。完全にキツイです。

結之介結之介

へー、そうなんですね。

レイさんレイさん

そうです。はい。

これはどういうアピールなんだろ?
キツイ性格でも受け入れてくれる人を探してるということなんだろうか?

 特にレイさんのお母さんからは
「そういう考え方をやめなさい。」とか、
「良い年して、何でそういうことが分からないか分からない。」って言われますと。

 具体的な状況が分からないので、何とも言えず

結之介結之介

良い意味でこだわりがあるってことなんですかね?

と聞いてみると、

レイさんレイさん

どうでも良いこだわりなんです。

結之介結之介

そうなんですか。

自分でどうでも良いこだわりだと思うのであれば、やめた方が良いのでは?と思ってしまいますが。

 

レイさんはお母さんから、その他にも
「性格どうこうより、品性の問題になってくる。」と言われるみたいで、
「人間性を問われる。」とまで言われるようです。

 

レイさんレイさん

親としては恥ずかしいでしょうね。

レイさん自身も

レイさんレイさん

自我が強過ぎるとか、こう思ったら曲げないとかそういうところがあるかもしれないです。


と思っているようです。

物の見方も曲がった見方をしているとか、人間性の問題で心が曲がってると言われるみたいで、

レイさんレイさん

要は私がひねくれてるんですよね。


というコメントが出てきます。

会ってみた感想は

お見合いの相手に自分の性格をここまで悪く言う必要があるのか?とは思ってしまいますが。

レイさんとしては人から言われてる内容を話しているだけなのかもしれませんが。
それを聞いた私の方がレイさんのことを魅力的と感じるかというと逆効果にはなると思うのですが。

ただ、良くも悪くも正直な人っていう事でしょうか。

話し終えて、会計を済ませると

レイさんレイさん

ご馳走様でした。


と言った挨拶はあります。
割とこの辺は礼儀正しく、素直な感じは受けます。

周りの人から色々言われてしまうので、劣等感を感じてしまっているのか、それとも本当にひねくれた女性なのか、もう少し会ってみないと分からないかなとは思います。